こんにちは!管理栄養士のりり子です。
実は私、口内炎ができやすい体質なんです(>_<)先日も口内炎が出来て、食事をするときも歯磨きするときも「痛い痛い」とプチストレス状態でした。
気が付くとできてしまって、なかなか治らないし意外と厄介ですよね。
では、なぜ口内炎ができるのかを見ていきましょう。
目次
口内炎って何?
口内炎ってよく言いますが、どういう症状の事なのでしょう?
口内炎とは、頬の内側や唇、舌、歯茎などにできる炎症の総称の事です。
痛み、腫れ、時に出血等が症状として現れます。
口内炎になると、痛みから食べ物が食べにくくなったり、しみたりという肉体的な苦痛に加えて、意外と精神的な苦痛も大きいですよね。
口内炎の要因は何?
口内炎の要因は実はいくつかあるんです。
主にこの2つです。
①物理的な刺激によるもの
②細菌やウイルスによるもの
③疲労など体の状態によるもの
詳しく見ていきましょう。
物理的な刺激によるもの
あなたは誤って口の中の粘膜を噛んでしまったことはありませんか?
私は、時々あるんです(>_<)!
何でしょう?やはり、時間がなくて焦って食べるときに多いですね💦
噛んでしまうとその部分に炎症が起き、細菌が入ったりして化膿してしまいます。
細菌やウイルスによるもの
私たちの口の中は、気付かないような小さな傷ができていることもあります。
そういった傷に細菌やウイルスが感染してしまうことによって、口内炎ができることがあります。
細菌やウイルスは、不衛生だと繁殖しますよね。
なので、口の中は歯磨きをしたりうがいをして清潔を保つことが大切になります。
疲労や体の状態によるもの
実は、抵抗力が落ちている時にも口内炎は発生しやすいです。
病気の時はもちろん、疲れやストレスで体が疲れている時は要注意です。
また、暴飲暴食、反対に栄養不足(どちらも栄養のバランスが崩れていることに注目)も原因になりますね。
口内炎になってしまったら?
口の中を清潔にしよう
先ほど、細菌やウイルスが原因になりうるという説明をしました。
そのため、食事の後の歯磨きやうがいで、清潔にすることは予防にはもちろん、かかってしまった時にも有効です。
ただ、歯ブラシで口内炎のできたところを触るのはやめましょう。
バランスの良い食事を心がけましょう
栄養バランスの乱れが、口内炎の一因となりますが、私が口内炎にかかった時を振り返っても、食事の乱れの影響は大きいと感じます。
旅行で食べ過ぎた後、野菜不足が続いた後、甘いものをたくさん食べた後・・・こういう事ってやってしまいがちなのですが、やはり体に現われるんですね。
なので、食生活の乱れに気が付いたら意識してみて下さい。
口内炎に効果的な栄養素の説明をします。
【ビタミンB群】
口内炎と言えばビタミンBという位、このビタミンB群が不足すると口内炎になりやすいと分かっています。
どんなものに多く含まれるかと言いますと…
・カツオ、マグロ、サバ
・レバー
が含有量も多く、摂りやすいかと思います。
【ビタミンA・ビタミンC】
ビタミンAとCは、皮膚の健康を保つ働きがあります。加えて、抵抗力も高めてくれますので、おすすめの栄養素です。
・緑黄色野菜
・レバー
に多く含まれます。
ここで一つ注意なのですが、レバーはビタミンAの含有量がとても高いんです。ただ、ビタミンAは脂溶性ビタミンなので摂りすぎてしまうと副作用もあるビタミンです。(妊婦さんは要注意)
レバーの目安量としては、レバー串1日1本で十分です(^-^)
緑黄色野菜に含まれるビタミンAはベータカロチンとして必要な量のみ体内でビタミンAとして変化されるので、量についてはそれほど敏感にならなくてOKです。目安としては120g程とれば十分かと思います。
ゆっくり休もう
疲労やストレスで、体の抵抗力が落ちることも要因の一つなので、疲れているなら休みましょう。
風邪をひいているのなら、これもしっかり休み、回復させることが肝心です。
なかなかまとまった休みが取れない方も、寝る時間を少し早くし、睡眠時間を確保する等でもいいと思います。
食事の工夫
きっと口内炎ができている最中は痛みで食事を摂るのもつらいかと思います。
食事を苦痛にしないための工夫として、
・味付けは薄味に
・やわらかいものを
・冷まして食べる
が良いと思います(^-^)
食べたくないかもしれませんが、適切な栄養を摂ることも大事ですのでこういった工夫をしましょう!
私は冷めたうどんや、冷たい豆腐やお浸しが食べやすかったです。
まとめ
気が付くと出来ている口内炎・・・。
もし、症状が出たのなら、最近体が疲れてないかな?
食事が乱れてないかな?と振り返ってみてください。
1、2週間で治るとは思いますが、重大な病気ではないからと放っておかずに自分の体を気にかけてあげて下さいね(^_^)