こんにちわ(^-^)
管理栄養士のりり子です。
ここ数年、食生活に関しては様々な情報が出てきていますね。
食事の回数に関しても、意見が分かれている所だと思います。
そこで今日は、結局、一日何食食べるのが体にいいのか?というお話をしていきたいと思います(*^-^*)
体内時計と食事の関係
私たちの身体には、生まれつき「体内時計」が備わっていると言われています。
体内時計とは、人間の体に備わる活動リズムの事です。
日が昇ると活動的になり、日が沈むと体を休めるというリズムが私たちはあるのです。
この体内時計が狂ってしまうと、体の調子が乱れてしまいます。(いわゆる時差ボケはそういう事ですね。)
実は、この体内時計のリズムを整える大事な要因の一つに食事があるのです。
まず、目覚めてから一度目の食事=朝食。
この朝食を食べることで、私たちの体にエネルギーが入り、体温が上がります。
すると、これから活動するぞ~!という指令も脳から出されます。
という事で、朝食は大事な役割があるんですね。
午前中ある程度、活動した体に次は昼食です。
また、ここでエネルギーの補給をします。
そうすることで、また午後からの活動しやすいリズムが作られるんです。
というように、食事を摂ることで体内リズムが整うという仕組みがあるのですね。
一日3食はいつから始まった?
現在、最も一般的な食事回数は一日3食です。
さて、この3食の習慣はいつから始まったのでしょうか?
最近の話しなんじゃない?とうっすら思うかもしれませんが、実は鎌倉時代から徐々に始まったとされています。
初めは地位の高い人々だけだったようですが、明治時代には、一般人にも一日3食が広まったと言われています。
なぜ、一日3食になったのでしょうか?
それは、科学的な研究も進み、人間には一日3食食べることが生体リズムからみても、栄養補給の面からみても良いと分かってきたからです。
3食摂ることで、体のリズムを整え、より幅広い栄養素が摂れるのです。
考えてみればそうですよね。
一日1食しか食べない場合ことを考えてみましょう。
お腹もすいているし暴飲暴食になりがちですし、一回の食事で様々な栄養素を摂らなければならない事を考えて30品目食べるとしても、なかなか現実的ではありませんよね。
これを一日3回に分けて食べることで、品数を多く摂ることが自然にできてくるのです。
夕食は必要か?
結論から言いますと、夕食は必要です。
夕食は、日中の疲れを摂るためだったり、睡眠中の体づくりの栄養補給の役割があります。
ただ、朝・昼よりは量的には少なめでOKです。
太るからと、全く食べないとなると栄養補給の面で良くありません。
食べる内容に気を付ければいいんです。
具体的には、炭水化物や脂質は食べ過ぎないこと(食べ過ぎに注意なだけで、全く摂らないのはお勧めしません。お茶碗に1杯程度であればOKです)、タンパク質と野菜類はしっかり食べることがおススメですね。
3食食べることがダイエットになる?
ダイエットに挑戦したことがある方、一食抜きなんてことをしていませんでしたか?
私もお昼だけ”抜き”なんかもしたことがあります。
ただ、続きませんでした💦
そして、結局お腹が空いておやつタイムにたくさん食べてしまうことも…。
「お昼抜いたからお菓子食べても平気だよね」と間違った方向に行ってしまいました。
私のように食べることが好きな方は、欠食はお勧めしません!
余計な食欲を生み出します。
私の意見ですが、ダイエットが一番スムーズにいくやり方って、一日3食だと思うんです。
朝・・・3
昼・・・4
夕・・・3(寝る2時間前までに済ませる)
この数字は一日の食事のトータルを10とした時の割合です(^-^)
また、
朝・・・4
昼・・・4
夕・・・2
にするとダイエット向けになりますね。
ただ、夕食の割合を3にしても寝る2時間前に済ませることで、太りにくくなります。
私は、夕食は癒しの時間なので、きちんと食べたい派ですので多めに食べることもありますが、2時間前ルールを守ることで太ることは今のところありません(^^♪
まとめ
というわけで、栄養補給の面と体内リズムを整える点からみても、一日3食食べる事がおススメです。
内容にももちろん意識は置く事が大事ですが、食事の回数の面で見れば3食がベストだと私も実感しています。
どうぞ、参考にしてみて下さいね。