こんにちわ!
管理栄養士のりり子です。
少し前の話になりますが3月3日はひな祭りでしたね。
うちは子どもが女の子ばかりなので、ひな祭りは必須です(笑)
ひな祭りに食べるものと言えば・・ちらし寿司やお稲荷さん、桜餅が定番ですね☆
最近は、可愛いケーキもたくさんありますが、実は我が家では甘酒も必須の飲み物として毎年用意します。
甘酒には材料によって2種類あるのはご存知でしたか?
米こうじで作る甘酒と酒かすで作る甘酒があるんです。
どちらが美味しいかというのは好みの問題になりますので、どちらも試してお好みを見つけるといいと思います。
私個人の好みとしては、酒かすで作った甘酒が好きなんです(^^♪
(子ども達には、アルコールが含まれない米こうじで作る甘酒を用意します)
酒かすを購入し、お水を加えて鍋でゆっくり溶かし、ふつふつ静かに沸騰させてアルコールを飛ばしながら作ります。
お砂糖を好みの量加えれば、美味しい甘酒のできあがりですね。
実は、私甘酒が大好きなので、もっと手軽に飲みたいなぁと思っていたんです。
そんな時に見つけたのが、大関株式会社から出されている甘酒です!
甘酒は飲む点滴?
甘酒について『飲む点滴』と言われていることをご存知でしょうか?
私も、何度か耳にしたことがあります。
では、なぜ飲む点滴と言われているのでしょうか?
実は、甘酒ってとっても栄養豊富なんだそう。
まず、その名の通り、甘いですよね(^^)甘酒には、たくさんのブドウ糖が含まれています。
ブドウ糖と言えば、私たちの体にとって必要なエネルギー源です。
それから、甘酒には各種ビタミン類が豊富に含まれているとの事!
それらが、病院で受ける点滴の成分と似通っているそうなんです。
なので、栄養豊富な甘酒が飲む点滴と言われているそうなんです。
大関 甘酒の飲み方と味は?
私が購入した大関の甘酒はワンカップタイプになっています。
このまま飲むのかな?と飲み方を見てみると、なんとレンジで温められるというではないですか!
まず蓋をあけて、レンジで1分温めます。
そのままで飲むことももちろん可能ですが、温かいと美味しさが増します。
飲んでみました!
おっ、生姜の風味がします。
生姜入りなんですね(^^♪
これは、寒い冬には温まりそうです。寒くなくても、風邪をひいたときなんかに体がポカポカして温まります!
そして、甘みもまろやかな優しい味がします。
ただの砂糖の甘みとは違うなぁと思ったら、ハチミツが入っていました。
生姜とハチミツの組み合わせ、大好きです。
それが甘酒に入ると、マイルドになり、飲みやすい!
それでもって、甘すぎないので喉越しが良いです(^_-)
酒かすの濃度も絶妙ですね。
濃すぎないのでサラサラして飲みやすいです。
濃厚なタイプの甘酒が好きな方には、もしかしたら物足りないかもしれません。
私は、飲んですぐ体がポカポカしてきましたよ。
甘酒に含まれるアルコールはどのくらい?
酒粕で作る甘酒にはアルコールがわずかに含まれています。
この大関の甘酒は0.8%のアルコールを含むそうです。
ただ、1%未満は清涼飲料水として扱われるので、分類としては清涼飲料水です。
が、念のため、子どもにはゴクゴク飲ませるのを避けたほうがいいと思います。
車の運転をする直前も飲むのは避けたほうがいいと思います。
なので、私は夕食や寝る前に飲もうと思います。
どんな時に飲むといい?
この甘酒は、とっても手軽に飲める事と、レンジで温めることができるという点がお勧めです。
缶タイプの甘酒も時々飲むんですが、缶タイプだとそのままレンジでは温められないので、いったんマグカップに移してからになりますね。
そして、この甘酒はどんな時に飲むのがお勧めかといいますと、
何といっても
・疲れているとき
・風邪をひいているとき
・温まりたいとき
でしょう!
そしてもう一つ、お腹が空いて夜眠れないとき…飲んでみてください(*^^)
私も夜更かしして、あぁお腹空いたなとなることが時々あるのですが、夜中なのでガツガツ食べる事は避けたいし、冷たい飲み物も冷えるので避けたい・・
そんな時、この甘酒を温めて飲んでみました。
すると、空腹も満たされ、体も温まり、すんなり眠りに就くことができたんです。
夜、寝るのが遅くなってしまうと小腹が空いた~という事って結構ありませんか?
そんな時に、カップ麺とか唐揚げとか食べる方が意外と多いのですが(私が栄養指導をしている方の中には多いんです)、そこまでしっかり食べてしまうと体重に影響が出てしまいます。
そこで、寝る前の空腹対策には温かいスープをお勧めすることが多いのですが、この甘酒もGOODだなと思います。
カロリーも1カップ当たり130kcalとなっています。
コンビニのおにぎり1個でも200kcalを超えますから、130kcalで、空腹感が満たされ体が温まる甘酒はまさに夜食にピッタリ。
夜に小腹が空いた時に試してみてはいかがでしょうか?
料理にも使える
実は、私、鶏の手羽元の煮込み料理が好きで、よく作るんです。
ある時、その手羽元の煮物を作っている時に、砂糖の代わりにこの甘酒を入れてみたらどうかな?と思いついて、入れてみたんです。
そして、醤油も入れてコトコト煮てみました。
出来上がって試食をすると、ん?お、おいしい!!
何と、甘酒に含まれる生姜が鶏肉にピッタリで優しい甘みが丁度良いんです。
酒粕のおかげで鶏肉がホロホロと軟らかくなった気もします。
これは是非お勧めです。
*鶏手羽元の甘酒煮*
《材料》
・鶏手羽元 12本程度
・大根と人参 10㎝程度(食べやすくカットする)
《作り方》
①手羽元を浸る位の水を入れ、火にかける。沸騰したら灰汁をすくう。
②灰汁が取れたら、湯を捨て、湯が底から3㎝残る程にする。
③鍋に大根と甘酒と醤油を入れ、コトコト煮込む。
④甘みが足りないと思ったら砂糖を足してください。
⑤30分ほど煮込んだら、火を止め蓋をしたまま休ませる。
⑥粗熱が取れたら、再び火にかけ沸騰したら火を止める。
煮物は冷めるときに味が染みていくので、私は2回熱を加え、冷ますんです。
そうすると、味もしみて、お肉も柔らかくなりますよ(^-^)
今回紹介した甘酒は、そのまま飲んでも、お料理に使ってもいいと思います。
是非、お試しあれ。